職場内恋愛に発展しやすい?介護職の恋愛事情とは

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彼氏・彼女が欲しい、そろそろ結婚を考えたい、という方にとっては、職場内恋愛も一つの選択肢。とくに、介護職においては、仕事が忙しいことや休みが不規則なこと、出会いの場におもむく機会が少ないなどの理由から、「恋愛と仕事を両立させるには職場内恋愛もアリ」と考えている方も。

そこで今回は、介護職の職場内恋愛事情について、実例を交えながら探っていきます。

今どきの職場内恋愛・結婚について

かつて職場恋愛から発展し結婚に至るのは一般的でした。しかし最近の若者や、結婚願望のある人にとって、職場内恋愛への意識はどのように変化しているのでしょうか。

とある結婚相談所が、20~50代の既婚者を対象に「知り合ったきっかけ」をリサーチしたところ、1991年~1995年の間に結婚した夫婦の中では「職場で知り合った」が35.4%で最多だったのが2011~2015年には19.9%にまで減少しています。かわりに「高校・大学で知り合った」「インターネットで知り合った」が増加の傾向にあります。

減少の原因は、働き方の変化により残業や飲み会などが減り、本音で話せる機会や交流の場が減ったこと。そもそも若者が恋愛に消極的、などが挙げられます。

職場内恋愛のイメージって?

「バレたら面倒」「別れたりもめたりしたとき気まずい」など、職場内恋愛にはリスクがあるというイメージをお持ちの方もおられるようですが、もちろん良い面もあります。一般的に、職場内恋愛・結婚はどうとらえられているのでしょうか。

メリット

・相手の本性を見極めやすい
一緒に仕事をすると、素の部分が見えてきます。同僚なら、自分が困っているときに手を差し伸べてくれるか。上司なら、ピンチの時に部下をかばえるか。日ごろからお礼を言ったり、謝ったりできる人かなど、付き合う前に相手の本質をうかがい知れます。

・共通の話題が多い
同じ職場で働いていると当然、同僚や上司、お客さんなど共通の知り合いが多くなります。2人で会っているときに会話に困って「何を話そう」と考えなくてもよいので気楽です。

・仕事面で理解しあえる
仕事が忙しくなかなか休みが合わない。やっと会えたのに、なんだか疲れていて生返事ばかり…。そんな時も同じ職場であれば、相手の状況を察して思いやることができます。すべてを説明しなくとも理解しあえるので、喧嘩にもなりにくいでしょう。

デメリット

・別れた時に気まずい
同じ職場だとお付き合いを終えても毎日会わなくてはいけません。忘れたいのに忘れられないというのは辛いもの。なるべく円満にお別れしたいものです。

・バレた時にひやかされたり、まわりに隠すのが心苦しい
よほどオープンな職場でない限り、職場内恋愛は秘密にしておくもの。2人の仲を勘繰られた時は嘘をつかなければいけなくなります。信頼のおける誰か1人に話しておけば、バレそうな時にかばってくれたり、アリバイ作りに協力してくれるかもしれません。

・好きな人に見られたくない姿を見られる可能性がある
例えば仕事でミスをして上司に叱られたり、お客さまや取引先から苦情が来てしまったときなど、好きな人に見られたくない状況が発生することも。しかし、裏を返せばどんな姿を見せても好きでいてくれるかどうか見極めることができるかも。

介護職が職場内恋愛に発展しやすい理由

介護職員が会話をしている様子
実は3人に1人が職場内恋愛の経験があるというデータがあるほど、介護スタッフ同士の職場内恋愛はポピュラーなようです。なぜ、介護職員同士は恋愛に陥りやすいのでしょうか。また、職場内で恋愛に発展するのはどんなタイミングなのでしょうか。

・仕事の相談をしているうちに恋愛に発展
介護職員ならではの悩みは、同じ仕事をしている人でないと分かり合えないもの。悩みを親身に聞いてくれると、信頼感が深まり、自然に恋愛に発展していくケースも。

・利用者様へ接している姿を見て恋心が芽生える
高齢者や利用者様に優しく接する姿を見て好感を持つのは自然なこと。たとえ強面で、普段はあまり笑顔を見せない人でも、利用者様に柔和に接している姿を見るとそのギャップでよけいに好意を持つことも。

・マンツーマンで指導されると恋愛に発展しやすい
介護職は人と人とが近い距離で接するお仕事。マニュアル外の作業も多くなり、利用者様の状況報告など会話の機会も増えます。そのため、先輩が後輩にマンツーマンで教え、教えられているうちに恋愛に発展することも多いようです。

介護職ならではの3つのポイント

・男性側に「家事は女性がするもの」という古い価値観がない
日常生活の援助である業務が多い介護の仕事。そのため、交際中や結婚後も「家事は女性がするもの」という古い価値観がなく、結果的に介護従事者にはイクメンが多いようです。

・特殊な勤務形態のため休みを合わせやすい
多くの高齢者が入居する施設などでは、24時間体制での介護が求められます。同じ職場内であれば、お互いの予定を合わせやすいことから、職場恋愛が盛んになる傾向があります。

・仕事内容がわかっているためお互いの状況を理解しあえる
同じ職場であれば、仕事内容がよくわかっています。しかも職場内の人間関係や利用者様の状況についても把握しながら、意見交換できます。相手の話をより深く理解でき、共感度が高まります。

介護現場での職場恋愛のケース

Aさんの場合(30代男性・介護福祉士)

介護福祉士のAさんは職場での人望が厚く、同僚からも先輩、後輩からも慕われる存在。日勤と夜勤をこなすハードな毎日を過ごしていましたが、気づけば30代の後半。心の支えになってくれる人がいれば…と思うように。

そんなAさんに、よく悩み相談を持ちかけてくる後輩がいました。Aさんは彼女の仕事ぶりには一目置いていて、利用者様への献身的な姿や頑張り屋なところを好ましく思っていました。彼女もまた、仕事ができるだけでなく職場の仲間を大切にしているAさんを尊敬していたそうです。

悩み相談をしているうちに、自然な形でお付き合いがスタート。2人とも、外で悩みや愚痴を発散できない性格だったため、お互いの仕事を理解しあえる相手ということが交際の決め手でした。

Bさんの場合(40代女性・ケアマネジャー)

ケアマネジャーのBさんはシングルマザー。残業も多く、帰宅は21時を過ぎることも。多忙な業務に加えて利用者様やヘルパーさんとの人間関係、子育てと仕事の両立で悩むことも多く、ハードな毎日でした。

そんなときに心の支えになってくれたのが直属の上司。仕事のことや思春期の息子のことなど家庭のことも相談しているうちに恋愛に発展。多忙を理由に恋愛をあきらめていましたが、「こんなに身近に恋愛対象がいた!」と感じたとか。

立場上、誰かに相談するのが難しい職種なので、信頼できる上司が話を聞いてくれることはとても心強かったそうです。介護職ならではのパートナーとの向き合い方ですね。

今はまだ職場に内緒ですが、結婚も視野に入れているとのこと。

職場内恋愛で恋も仕事も前向きに!

男女が話し合っている様子
どんな職場にも共通することですが、同じ職場で働く人とは信頼関係が芽生えます。とくに介護業界においては、利用者様のお世話をすることで、その人の素の表情がのぞける場面が多いため、丁寧な受け答えや、真摯な接遇の様子に触れ、恋愛感情が生まれる傾向が強いようです。

肉体的にも精神的にもハードな介護職だからこそ、信頼できるパートナーの存在は何より心強く、仕事のモチベーションも上がります。

仕事に理解のあるパートナーに巡り会えるのは職場内恋愛ならでは。忙しいことを理由に恋愛をあきらめず、職場内恋愛も視野に入れて、恋も仕事も両立できる充実した毎日を過ごしていきましょう!

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