通学ナシ、通信講座や自宅学習で取得できる介護の資格のおすすめは?

資格・スキル

講義を受ける人

「介護のこと、もっと知りたいな」と思っているあなた、資格試験にチャレンジしてみませんか?「忙しくて通学している時間がない」「家族介護に役立てたい」という方には、通信講座だけで通学がまったく必要ないタイプがおすすめです。

「資格を手にして介護の仕事に挑戦してみたい」と考えている方には、一定期間の通学が必要ですが職場でしっかり評価される資格をコラム後半でご紹介します。ご自身のニーズに合わせてぜひチェックしてみてくださいね。

通学ナシで取得できる介護の民間資格

介護の民間資格にはたくさんの通信講座があり、申し込みから修了証の発行まで、在宅で完結するものも多くあります。専門職として働く場合はこれひとつで評価を受けるのは難しいですが、2つめ、3つめの資格としてや、自己研鑽の一環としてならおすすめです。

 

  • 認知症介助士
    認知症の方への基本的な対応法が身につく資格。テキストや問題集で独学もしくは通信講座で学ぶことができる。試験は全国各地にある試験センターに足を運ぶか、インターネットを通じて自分のパソコンから受けることも可能。
    認知症介助士(公共財団法人 日本ケアフィット共育機構)

 

 

 

 

 

  • 介護予防健康アドバイザー
    中高齢者の健康的な暮らしをサポートするための運動に関する知識を身につけられる。学習は自宅でテキストとDVDで行い、資格取得に必要な最終課題も自宅で取り組める。
    介護予防健康アドバイザー講座

 

 

 

  • 介護口腔ケア推進士
    口腔ケアに関する正しい知識とスキルを学べる。資格試験も在宅で受験可能。
    介護口腔ケア推進士講座

 

 

 

通学ナシで取得できる介護の公的資格

勉強をする女性

介護の公的資格のなかで、通学なしで取得できるものは多くありません。公的資格は民間資格に比べ信頼性が高く、職場で評価されやすいのでチェックしておきましょう。

 

  • 認知症介護基礎研修(公的資格)
    認知症介護に最低限必要な知識や技術を習得するための、新任介護職に向けた資格。自治体によって違いがあるが、eラーニングで半日程度の研修なので負担なく受講可能。費用も無料~5,000円ほど。無資格で介護職として働く場合は受講義務がある(経過措置期間:2023年まで)が、介護職員初任者研修を受講すれば免除に。

 

通信+通学で取得できる介護の入門資格

ここまで通信のみで取得できる介護の資格をご紹介しましたが、やはり直接実技が学べないこともあり、介護の専門職として働くには少々物足りなさがありました。

これから介護の仕事を始めるなら、おすすめは「介護職員初任者研修」を取得すること。目の前で実際に見て学べるので理論や実技の理解も深まりますし、公的資格なので知名度や職場での信頼度も十分。

この研修での学びは国家資格である「介護福祉士」を目指す際にも活かせるため、介護職ならまず取得しておきたい基本の資格となっています。

 

  • 介護職員初任者研修
    全カリキュラム130時間のうち、通信講座で最大40.5時間まで学ぶことができます。残りの89.5時間は、スクールに通学して授業や実習を受ける必要があります。

詳細は各スクールによって異なりますが、1日6時間ほどのカリキュラムで15日通学するケースが主流です。週3日通学すれば、約1ヵ月で資格が取得できるコースもあるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

仕事に役立てるならまず「初任者研修」を

高齢者と話す女性

通信のみ、通学ナシで取得できる介護系の資格は、仕事ではなく家族や知人のために介護の知識を身につけたい方や、すでに介護の主要資格を持っていて2つめ、3つめの資格を考えている方におすすめです。

無資格で、これから介護の仕事を始めようと思っている方は、ぜひ「介護職員初任者研修」の取得を検討してみてくださいね。

無資格でお仕事探しをするより好条件の求人を見つけやすかったり、実技も実習しているので仕事に慣れやすいなど、たくさんのメリットでお仕事スタートを助けてくれますよ。

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