1. TOP
  2. 介護のお役立ち情報
  3. 介護職の転職・給料について
  4. 介護職の自己PRの書き方のコツ。参考にしやすい経験・ケース別例文も!

介護職の自己PRの書き方のコツ。参考にしやすい経験・ケース別例文も!

サムネイル

介護職の職務経歴書の中で、重要な項目のひとつが自己PRです。自身の経験や人柄をアピールするためのものです。空欄のままや、あいまいな言い方では、あなた自身の魅力を採用担当者に伝えられません。

本記事では、介護職の自己PRを書くときに押さえておくべきポイントと、施設別・経験別・人柄別などケースに応じた例文を交えて解説いたします。

介護職の自己PRを書くときのポイント

自己PRを作成しやすくするために、これまで、あなたが培ってきた経験や実績を整理し、時系列に書き出しておきます。施設形態や、職場での役割の違い毎に担った仕事内容、実績を整理してください。次に応募先の事業内容や募集要項、経営方針などを調べ、どんな人材を求めているのかを理解しておきます。

これらを照らし合わせて、自分の経験や実績と応募先の求める人物像のマッチする部分を軸に自己PRを作成します。どんなに素晴らしい実績でも、応募先の求めるものと違いがありすぎると受け入れられ難くなります。

介護職の「自己PR」は、過去の経験やスキル、人柄などをアピールするためのものです。特殊なスキルや特別な経験をアピールする必要は無く、「あなたがどんな人なのか」「どのように考えて仕事に取り組んだのか」を記載していきます。自分の経験や性格を客観的に分析し、事業所の理念や求める人物像に照らし合わせて、文章を作成しましょう。

エピソードを交えて具体的に書く

自分の強みが見えてきたら、それがアピールできるエピソードを遡りましょう。例えば自分の強みが「責任感の強さ」であれば、これまでの経験のなかで、それを証明できるようなエピソードがあるはずです。具体的な体験を通して強みをアピールすることで、自己PRに説得力が生まれます。

漠然とした印象を与えやすい「さまざま」「いろいろ」といった表現は避け、上司や利用者様と言った第三者からの評価や数値といった具体的に示せる成果などがあると、より伝わりやすくなります。

どのように貢献できるのかをアピールする

あなたが応募先に入職した場合、これまでの経験やスキルを、どのように活かすことができるかを具体的に伝え、職場で活躍できることをアピールしてください。介護の仕事に対する思いやスタンスを盛り込むことで、より熱意が伝わります。

また、将来像を記載するのも効果的で、採用担当者にあなたの入職後のイメージが伝わりやすくなります。具体的な目標を持って仕事に取り組む人という印象も持ってもらえます。「ぜひ入社して欲しい」「この人なら今いる職員と協働すことができ、利用者様にも喜んでもらえる」と思わせる事を意識して書いてみましょう。

自己PRでやってはいけないこと

自己PRの書き方についてのポイントをご紹介しましたが、こちらでは自己PRを書く際に、注意点や避けるべき内容をご紹介します。該当する箇所があれば修正しましょう。

例文集をそのままコピー・流用して使用する

採用担当者は数多くの履歴書・職務経歴書を見ています。その為、自己PRの例文をそのまま使用すると、すぐにコピーしたものだと、気づかれてしまいます。本記事で紹介した例文を含め、インターネット上や書籍で公開されているものは、あくまで参考程度に留めておき、オリジナルの自己PRを書くようにしてください。

前職での悪口につながる内容は書かない

自己PRの具体例を記載する際は、前職の悪口につながるような内容は避けます。例えば「前職は仕事をサボっている人が多い中、他の人の分まで配膳業務を頑張りました」といった内容はNGです採用担当者には、「前職の同僚を下げて、自分を上げている」と思われてしまい、いい印象を与えません。自己PRの具体例を書く際は、自分が頑張った内容のみを書きます。

介護の仕事内容に沿っていない自己PRは書かない

介護職の自己PRでは、職種に沿ったアピール内容を書くようにします。たとえば、「事務職の経験があるので、パソコンスキルに自信があります」とアピールしても、採用担当者には響きません。業務上、パソコン作業をすることもありますが、介護職のメインはあくまで、身体介護や生活援助です。介護の仕事にあまり関係のないことや、介護業務に絡めることができないエピソードを自己PRに書くのは、やめておくべきです。

自己PRと志望動機の違い

自己PRと志望動機は、記載内容が似ていて、混在しがちになりますが、役割が異なります。履歴書と職務経歴書を作成していて、違いが解らなくなった場合は、自己PRは「過去の経験からアピールしたいこと」、志望動機は「選んだ理由と入社後、未来に対して実現したいこと」と分けるとイメージしやすくなります。ただ、自己PRと志望動機は一貫性のある内容でないと説得力が無くなります。「自分はこのような『思い』を持っており、応募先の理念に合致している。このような強みを活かしその理念の実現に寄与したい」というように順序立ててください。

志望動機や自己PRは面接時にも必ず聞かれる内容です。書類では簡潔にまとめ、口頭でも説明できるようにエピソードを用意しておきましょう。

ケース別自己PR実例

介護職の自己PRは、経験してきた施設種類やサービス内容、経験数・スキルによって大きく異なります。こちらでは、職種別やアピールポイントなどケース別の例文をご紹介いたしますので、書き方に迷ってしまった際は、ご自身と近いしいケースを参考にしてみてください。

同じ施設形態のデイサービスへ転職する場合

3年間デイサービスにて勤務いたしました。入浴・排泄・食事介助の業務をひと通り従事いたしましたが、業務のなかでも特に力を入れてきたのが、ご利用者様に喜んでもらえるレクリエーション業務です。これまで、ご利用者様のレクリエーションに対する参加率が低かったのですが、私が中心となって、ご利用者様のご要望を取り入れ、思い出の写真を使った催し物など、新しい企画を立案し、レクリエーションの進め方を工夫したところ、参加率が増加いたしました。

年間行事にも力を入れていらっしゃる御施設でも、その経験を活かしていきたいと存じます。また、デイサービスですので、入浴業務など、スピードを意識して行う事も大切だと認識しております。前職のデイサービスも利用者様の人数は多い方だったので、対応可能と思いますので、一日も早く戦力になれるよう努めます。

スキルアップを目指して、サ高住から有料老人ホームへ転職する場合

サービス付き高齢者住宅にて2年ほど勤務しております。現職は身体介護を行わない一般型のため、今よりも深く、介護に携われる環境でスキルアップをしたいと考えておりました。そんな折、職員の育成にも力を入れていらっしゃる貴法人のホームページを拝見し、こちらでもっと介護技術を学び貢献したいと感じ転職を決意しました。

なお、実務者研修を取得し、基本的な技術と知識は取得していると思います。ゆくゆくは介護福祉士を取得し、貢献できるよう努めたいと思っております。

特別養護老人ホームから訪問介護に転職する場合

これまで特別養護老人ホームにて3年間勤務しておりましたが、利用者の方が一番穏やかに暮らせるご自宅での暮らしを、サポートしたいという気持ちから、訪問介護業務に関心を持つようになりました。

施設勤務中は、複数の利用者様へのスケジュール管理を行い、介護業務にあたっておりましたので、訪問先での業務配分などは、限られた時間の中で業務を遂行してきた経験を活かせると思います。

介護職未経験、別業種から介護業界へ転職する場合

飲食店にて勤務しておりましたが、祖母が倒れて母が介護をするのを見て、介護の仕事に興味を持つようになりました。人と接する事が大好きで、介護は、より人に深く関わる事のできる仕事だと思います。施設見学をした際、みんなから必要とされている仕事だと感じ、トライしたい気持ちが強くなりました。

介護の仕事は初めてですが、「料理の分量」「アレルギー食材の説明」「ご注文のタイミング」などの「何をいつ必要とされているのか」と言う気配りをお客様にお褒めいただくなど、飲食店で培った経験を発揮し、高齢者の方が喜んでいただけるよう様々な業務にチャレンジしたいと思います。

介護職未経験、介護職を目指し資格取得中の場合

介護職をしている友人から介護職のお話を聞いているうちに、たくさんの利用者様から感謝され、社会貢献ができる介護の仕事に魅力を感じ福祉の道に進もうと決めました。先日、介護についての基本知識を習得するため、初任者研修の受講を開始いたしました。一か月後に取得予定です。今後は、実務経験を積みながら実務者研修取得を目指したいと考えております。

未経験者への研修が充実している貴法人で基本的なスキルをしっかりとつけ、一日でも早く介護士として戦力となれるよう努力してまいります。

家族の介護をきっかけに、新卒・未経験で介護職を志望した場合

祖父のグループホーム利用がきっかけで介護の仕事をしたいと考えるようなりました。一緒に暮らしていた祖父が2年前から認知症を患い、グループホームを利用するようになりました。グループホームへ何度か伺った際に、祖父に優しく接していただいている、介護職員の方に感銘を受け、私も福祉業界で役に立ちたいという思いが強くなり福祉系の専門学校への進学を決めました。

在学中は特に認知症介護を専門的に学び、介護福祉士の資格だけでなく、認知症ケア指導管理士、介護予防運動トレーナーの資格も取得しました。

貴法人は医療的支援も手厚いとの事で、大変魅力を感じ志望いたしました。未経験ではありますが、これまで学んだことを生かしながら、認知症ケアのスペシャリストとなれるよう努力してまいります。

ブランクがあり介護職へ復帰する場合

福祉系の学校を卒業後、8年間、デイサービス、グループホームと勤務していましたが、妊娠を機に退職、子育てに専念しておりました。

昨年より子供を保育園に預けられることになりましたので、再び介護の仕事をしたいと考え転職活動をしております。子育てを通して、人の変化を察知する能力や忍耐力が、以前よりも身に付いたと感じております。ブランクはありますが、子育ての経験から得たスキルを活かし介護現場で活躍したいと思います。

ケアマネジャー職に応募する場合

ケアマネジャー職は未経験です。 グループホームで3年、特別養護老人ホームにて4年の実務を経て、2か月前に介護支援専門員資格を取得いたしました。

介護職の業務を行う中で、ステップアップとして保険制度やケアプランの知識をつけたいと思うようになった事や、利用者様やご家族の方との信頼関係を築いていきたいと思ったことが資格取得のきっかけです。

現場スタッフの声もしっかり聞きながら、利用者様へより良いサービス・プランを提案できるケアマネジャーとなれるよう努めてまいります。また介護福祉士の経験を生かし、現場の状況に応じて、介護の実務も兼務する事も可能です。

生活相談員に応募する場合

これまで介護福祉士として4年、有料老人ホームにて勤務してまいりました。介護の現場業務だけでなく、より広い形で介護サービスを利用者様へ提供できるようになりたいと考え、生活相談員への転職を決めました。

生活相談員として未経験ではありますが、利用者様が適切なサービスを受けられるよう、行政機関やケアマネジャーと細やかな連携を図り、些細なご要望にも応えられる生活指導員を目指します。

また、現場で培った実務経験やコミュニケーション能力を活かし、勉強会のなどで施設全体の人材育成に取り組み介護サービスの質の向上に貢献してまいります。

訪問介護事業書のサービス提供責任者に応募する場合

5年ほどホームヘルパーとして訪問介護に携わってまいりました。利用者様や、利用者様のご家族と会話するなかで、ご家族の負担を少しでも軽減したいという思いが強くなり、サービス提供責任者の仕事に就くことを考えるようになりました。

利用者様、そのご家族のニーズをしっかりと汲み取り、ヘルパーやケアマネジャーなど、関係各所と綿密なコミュニケーションを心がけ、利用者様やご家族に寄り添った介護サービスを提供できるよう取り組む所存です。

責任感が強い部分をアピールしたい場合

私がこれまで介護職として働くうえで心がけてきたのは、最後まで仕事をやりきるという事です。

前職中、新しいレクリエーションを導入するプロジェクトに参加しました。日常業務の忙しさから、会議や準備が困難なスタッフも出て、プロジェクトが頓挫しそうになりました。そこで私が中心となり、それぞれのスケジュールと役割を見直し、企画の遂行をしました。その結果、頓挫する事なく、新しいレクリエーションの導入ができました。利用者様からも好評をいただき、参加したメンバーみんなで喜びました。

忙しい中でも、最後までやり切ったという事が、とても良い経験となりました。これからもこの経験を活かして、責任感をもって仕事をすることで、貴施設でも貢献していきたいと考えております。

忍耐強く、ストレス耐性がある場合

現在グループホームに勤務しており、日々、認知症の方への介助業務にあたっております。認知症の方の中には、何度も同じ事に対して怒られたりする方がいらっしゃるのですが、その方が何に対して怒られているかを理解し、ご説明する根気強さが培われました。

認知症という病気への理解を深めたことや、利用者様の人柄を知り信頼関係を築く中で、忍耐力と傾聴力が身につき、大きな自信となっております。

協調性・柔軟な対応が得意な場合

訪問介護、有料老人ホーム、グループホームにて10年間、介護職に従事してまいりました。各事業所や施設形態によって業務内容や利用者さんとの関わり方が異なるため、初めは戸惑う事もありましたが、利用者様に対する介助要点などを共有化して対応する事で、焦らず臨機応変に対応ができるようになりました。

また、異なるサービス形態、事業所で経験したことは、利用者様との接し方や介護技術の引き出しを増やすことに繋がりました。これまでの経験を活かし、貴施設の方針を理解し、利用者様に合わせて業務にあたるなど、柔軟な対応を活かしたいと思います。

コミュニケーション能力に自信がある場合

私が介護職として、大切にしている事は、自分から積極的にコミュニケーションをとることです。担当している入居者様には、毎日、朝一番に会いにいき「おはようございます。」と笑顔で元気な挨拶をすることを決めていました。その結果、入居者様から気に入られ、介助業務の際も安心して任せられると、おっしゃっていただき信頼関係の構築につながりました。

これからもこの経験を活かして、積極的にコミュニケーションを図り信頼関係を構築し、貴施設でも貢献していきたいと考えております。

体力に自信がある場合

私が介護職として働くうえでの強みは、体力です。学生時代はサッカー部に所属しており、今も普段からランニングや筋肉トレーニングで体を鍛えている為、体力には自信があります。前職では夜勤も経験しているので、問題無く対応可能です。

介護職は未経験ではありますが、何事にも積極的に取り組み、学生時代の部活で培ったチームワークの意識を持ち、1日も早くスキルを身につけ貴施設の戦力になれればと思います。

成長意欲をアピールする場合

3年間サービス付き高齢者向け住宅の介護職にて経験を積んでまいりました。施設内研修には必ず参加し、介護に対する考え方や知識を学んでまいりました。

現在の施設は一般型の為、身体介助のスキルを身に着け、介護業務の幅を広げたいと思い転職を決めました。また、実務者研修の資格取得中で、来月に取得予定です。

今後も常に学ぶ気持ちを忘れず、それぞれの利用者の方に向き合った対応ができるようになり、将来的には介護福祉士を取得したいと思っております。

思いやりがある、細かな気配りをアピールする場合

私がこれまで介護職として働くうえで心がけてきたのは、相手を思いやりって行動することです。前職では、介護記録の書き方がスタッフによってバラバラだったため、新人が書き方に戸惑っている姿が散見していました。そこで新人向けに、書き方のフォーマットと見本を作って掲示しました。その結果、介護記録が統一化され、他のスタッフも介護記録が書きやすくなり、記録にかかる時間の短縮にもつながりました。

利用者様への気配りだけでなく、同じ働くスタッフにも対しても、思いやる心で行動し、貴施設でも貢献していきたいと考えております。

指導・育成力、リーダーシップをアピールする場合

3年目からユニットリーダーを任されるようになり、メンバー全員が主体的に動き、当事者意識を持って業務に取り組めるようなチーム作りに注力しました。施設内の問題や、利用者様の些細な変化などをチーム全体に共有し、課題解決のために何をすべきか各自考えて意見を出し合う機会を増やしました。

チーム会で気をつけたことは、どんな事でもいいので1度は発言してもらい、スタッフの意見に耳を傾けることです。話しやすい雰囲気を作り、良いアイデアが出ればすぐに実務に取り入れるなど、全員が意欲的に仕事に取り組める環境を作るよう努めました。

その結果、現場の雰囲気もとてもよくなり、スタッフの離職率低下にもつながりました。貴法人でも、スタッフ全員が主体的に取り組めるようなリーダーシップを発揮したいと思います。

まとめ

介護職の「自己PR」を上手く書くコツは、エピソードを交えて具体的に。どのように貢献できるか、なぜ応募先で働きたいのか、これらを伝えるという事が大切なポイントです。「この人となら、一緒に働きたい。」と思ってもらえるように自分の強みを整理して上手く書きましょう。

ツクイスタッフが運営する「かいごGarden」では、あなたのケースに合わせた「職務経歴書」「自己PR」の書き方など、介護転職のプロが、納得のできる転職を全力でサポートいたします。

面接のフォローや就業条件の交渉など、すべてお任せください。

ページトップへ戻る